宮城県柴田町のクリーニング業者が、阿武隈急行の鉄道模型「Nゲージ」と沿線を再現したジオラマを制作し展示しています。沿線周辺なども細部にわたって作りこまれているジオラマ。そこには、経営者の阿武隈急行への愛情と熱意がありました。
クリーニング工場にジオラマを展示
雪景色の鉄橋を走る阿武隈急行の列車。「Nゲージ」と呼ばれる鉄道模型と丸森駅周辺の景色などが精巧に再現されたジオラマです。

ジオラマの制作を主導した國分英敏さん(61)です。
ドリームランドリー会長 國分英敏さん:
「これは丸森の風景をイメージしたジオラマです。春の丸森駅、反対側は冬の阿武隈川第二橋梁をイメージして作っていただきました」

阿武隈急行がすぐ側を通る柴田町のクリーニング業者「ドリームランドリー」。工場では、主に病院や老人ホームで使用されるマットレスなどのクリーニングを行なっています。

ジオラマが展示されているのは、國分さんが経営するこのクリーニング工場の休憩室です。

大きさは縦1.5メートル、横2メートルで、周辺の山々や水田のほか鉄道写真の愛好家「撮り鉄」の姿もあります。

なぜ、國分さんは、展示をはじめたのでしょうか。