真夏の成人式の話題です。
去年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことを受け、宮崎県美郷町では、15日、18歳を対象にした成人式が行われました。

美郷町で開かれた成人式には、22人の高校3年生が出席。

式では、田中秀俊町長が新成人一人一人に成人証書を手渡したあと、「道を切り開いて、一人前の大人として歩んでください」とお祝いの言葉を贈りました。

これに対し、新成人を代表して日向高校3年の森田 和(のどか)さんが、決意の言葉を述べました。

(日向高校・3年 森田 和 さん)
「本日、成人としての自覚を新たにし、社会の一員として力強く歩んでいくことを誓います」

(新成人)
「これからは自覚を持って、進路のこととかちゃんと自分の考えを持って進んでいけたらなと思っています」
「若い人が少ないので、美郷のPRをして若い人が集まるようにいろんなPRをしていきたいと思います」

式のあと、新成人たちは、美郷町ゆかりの先輩たちとの交流会に臨み、「自分の将来」などをテーマに意見交換しました。

(先輩からの言葉)
「自分の夢を叶えるためには、色んな人に私はこれになりたい、こうしたいっていうことをいっぱい伝えてほしいなって思います」

18歳で成人式を行うのは、県内では美郷町のみだということです。

美郷町教育委員会では、18歳で成人式を行うことで、早い段階で大人としての自覚と責任を持ってほしいとしています。