日本ホッケー協会は15日、中国・杭州で開催されるアジア大会(9月23日開幕)に向けての会見を行い、男女のヘッドコーチと選手が登壇した。前回大会でアベック優勝したホッケー。男子の大橋雅貴キャプテン(30、LIEBE栃木)は「前回大会では“ジャカルタの奇跡”と言われてたんですけど今回は奇跡と言われないようにしっかり自分たちの力を見せつけて優勝出来るように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
今大会はパリ五輪大陸予選を兼ね、優勝国はパリ五輪への出場権を獲得することができる。前回のジャカルタ大会(2018年)では男子、女子ともに初優勝を果たし、アジア1位枠で東京五輪の出場権を獲得した。
男子日本代表の髙橋章ヘッドコーチ(51)は「自信を持って戦えるメンバーになっている」と自信をみなぎらせた。キャプテンを2人体制にした男子。吉川貴史キャプテン(28、岐阜朝日クラブ)は「前回大会では“ジャカルタの奇跡”と言われてたんですけど今回は奇跡と言われないようにしっかり自分たちの力を見せつけて優勝出来るように頑張りたいと思います」と話した。
また大橋雅貴キャプテン(30、LIEBE栃木)も「ディフェンディングチャンピオンというところで、守るという意味じゃなくて、サムライジャパン全員で挑戦していく、しっかり2連覇を勝ち取れるように頑張っていきたい」と力強く語った。
五輪に5大会連続出場の女子日本代表のジュード・メネゼス ヘッドコーチ(52)は「掲げているゴールとしては世界のトップ6に入りたいと思っている。そのためにアジアではナンバーワンでなければいけない」とチームを鼓舞。
女子の永井友理キャプテン(31、ソニーHC BRAVIA Ladies)は「今後の合宿などを重ねて、完成度を高めてしっかりアジア大会に向けて準備したいと思います。そして、金メダルを取ってここでまた報告できるように頑張りたい」と気合が入る。
さらに副キャプテン・狐塚美樹(27、グラクソ・スミスクライン)も「チームが一丸となってオリンピックの切符を取れるように優勝目指して頑張りたい」とチームの団結力で6大会連続の五輪出場を目指す。(写真は左から吉川選手、大橋選手、永井選手、狐塚選手)
【サムライジャパン(男子日本代表)】
■GK
吉川貴史(28、岐阜朝日クラブ)
北河拓実 (23、岐阜朝日クラブ)
■FB
山下学(34、フリークス東京)
大橋雅貴(30、LIEBE栃木)
山田翔太(28、岐阜朝日クラブ)
藤島来葵(23、ALDER飯能)
永吉拳(23、LIEBE栃木)
川原大和(19、立命館大学)
■MF
三谷元騎(33、ヴェルコスタ福井)
田中世蓮(30、岐阜朝日クラブ)
田中海渡 (27、表示灯フラーテルホッケーチーム)
丹羽巧磨(23、岐阜朝日クラブ)
高出大暉(21、立命館大学)
■FW
福田健太郎(27、岐阜朝日クラブ
永井祐真(27、岐阜朝日クラブ)
加藤凌聖(25、LIEBE栃木)
河邉皓星(24、岐阜朝日クラブ)
大岡凌磨(21、明治大学)
ヘッドコーチ:髙橋章(51)
【さくらジャパン(女子日本代表)】
■GK
中村瑛香(27、コカ・コーラレッドスパークス)
田中秋桜(25、コカ・コーラレッドスパークス)
■DF
及川栞(34、東京ヴェルディホッケーチーム)
浅井悠由(27、コカ・コーラレッドスパークス)
浦田果菜(24、コカ・コーラレッドスパークス)
狐塚美樹(27、グラクソ・スミスクライン)
鈴木美結(24、ソニーHC BRAVIA Ladies)
藤林千子(27、コカ・コーラレッドスパークス)
■MF
永井葉月(28、フリーランス)
島田あみる(25、南都銀行SHOOTING STARS)
瀬川真帆(27、東京ヴェルディホッケーチーム)
坪内萌花(26、ソニーHC BRAVIA Ladies)
中込紅莉(23、コカ・コーラレッドスパークス)
尾本桜子(25、コカ・コーラレッドスパークス)
■FW
永井友理(31、ソニーHC BRAVIA Ladies)
鳥山麻衣(28、南都銀行SHOOTING STARS)
小早川志穂(24、コカ・コーラレッドスパークス)
小林愛実(24、ソニーHC BRAVIA Ladies)
ヘッドコーチ:ジュード・メネゼス (52)