「おかえり」に込めた思い

今年が2回目となる「おかえりプロジェクト」。お盆に合わせて開催され、震災の犠牲者や先祖への追悼に加え、地元を離れた人たちが安心して帰って来られる場にしたいという思いが込められています。

只野哲也さん:
「大川小にまた来たいと思ってもらえるようなイベントになったらいい」

設置された360個の紙灯ろうには、交流を持った全国の若者らから寄せられた手書きのメッセージが書かれています。準備は、ボランティアとして参加した埼玉の大学生らが手伝いました。

ボランティアの大学生:
「自分事として捉えて同じ熱量を持っておかえりプロジェクトに参加している」

開会式では、みんなで大川小の校歌を合唱しました。

大川小の校歌:
「さくら咲く 日本の子ども 胸をはれ 大川小学生 みがく知恵 明るい心 くちびるに 歌ひびかせて」

「われらこそあたらしい 未来をひらく」