暖かな灯りに包まれた大川小

日が落ち始め、LEDのランプに明かりを灯します。中庭に設置された108個の灯ろうは、震災当時に在籍した児童の数と同じ。皆で一緒に探した思い出のある四葉のクローバーを形作りました。訪れた人たちは暖かな灯りに包まれた校舎で思い思いに静かな時間を過ごしていました。

訪れた人:
「いやーいいですね。ここに似合っているというか唐突じゃない感じが生まれていて、ここにいても全然苦しくない」

只野哲也さん:
「今年の紙灯ろうは最高。みんなで準備して地元の子どもたちもそうだし北海道の高校生から九州の中学生に至るまで全国各地からメッセージが集まっているので、意味合いも深まっていると感じる」