19日(日本時間)に開幕を迎える世界陸上ブダペストに向けて13日(日本時間)、日本代表選手団がハンガリーに到着した。男子100m・4×100mリレーの坂井隆一郎(25、大阪ガス)、男子3000m障害の三浦龍司(21、順天堂大)、男子110mハードルの高山峻野(28、ゼンリン)らがフィンランドのヘルシンキを経由してブダペストに入った。

男子100m・4×100mリレーの坂井は「僕全然時差ボケなくて(笑)。今のところどの海外の試合も時差ボケなしできてるので、今回も(時差ボケなしで)いけると思います」と長いフライトでも疲れを見せず、「去年はサニブラウン選手が決勝に行ってたので、日本人選手でも決勝に行けるんだと証明してくれたので、今回は僕がみんなにそう思ってくれるような走りをしたいなと思います」と気合も入っていた。

決戦の地、ハンガリーに到着し「やはり現地に着いて“世界陸上始まるんだな”と実感がわいてきて、100mは9秒台と決勝を目指して、4×100mリレーではメダルを獲れるように頑張りたい」と意気込みを語った。

また、6月のダイヤモンドリーグ・パリ大会で自身の持つ日本記録を0.01秒更新し、好調を維持している男子3000m障害の三浦は「一番最初の長いフライトで寝られたのでそんなにダメージはないです。いまは暖かいなと思うので、これぐらいなら走りやすいと思います」とハンガリーの気候に満足な表情を見せた。

世界陸上の目標を聞かれると「去年は予選で落ちてしまったのでずっと悔しい気持ちがあるので、今年は予選突破というのは最低目標として、決勝で上位入賞という所を目指して頑張っていきたい」と力強く話した。

【男子100m】
8月19日 予選
8月20日 準決勝・決勝

【男子3000m障害】
8月19日 予選
8月22日 決勝

※写真:左側は三浦龍司選手、右側は坂井隆一郎選手