ロッテは10日、澤村拓一投手(35)が「可逆性脳血管攣縮症候群」と診断されたことを発表した。

澤村は7月下旬ごろから頭痛の症状を感じ、コンディション不良のため8月2日に登録抹消。都内の病院にて検査入院を行い、7日に退院。現在はZOZOマリンスタジアムにてジョギング、キャッチボールなど軽い運動を行っているという。

今季は3年ぶりに日本球界に復帰し、ここまで29度の登板で4勝3敗。防御率は5.14。7月30日のソフトバンク戦では、延長11回で登板したがサヨナラタイムリーを許した。

澤村は球団を通じて以下のコメントを発表。

「脳の血管が痙攣を起こし、激しい頭痛を起こす症状ですが、完治すると説明を受けていますので、しっかりと向き合いながら治療をしていきたいと思います。この大事なタイミングで、マウンドで投げることが出来ないのはとても悔しいですが、ベストパフォーマンスを発揮するために今はまず治すことが大事だと思っています。幸い、MRI画像上の所見では改善傾向にあるとのことですので、ファンの皆様とグラウンドで再会できる日を楽しみに治療に取り組んでいきます」