アーチェリーの世界選手権・女子リカーブ個人(日本時間6日、ドイツ・ベルリン)で、銅メダルに輝き、パリ五輪の切符を掴んだ野田紗月が8日、帰国。全日本アーチェリー連盟から花束を贈られ笑顔の凱旋となった。

女子リカーブ個人で日本人初のメダル獲得の快挙に野田は「歴代の先輩たちも成し遂げられなかったことを自分が成し遂げることが出来て嬉しいです」とし、初の五輪代表については「五輪を目指してきたのは大学4年生から徐々に目指してきた舞台なので、しっかり自分の視野に捉えられたことと、五輪というスポーツの一番の大会なのでそこは萎縮せずに強い気持ちで戦っていきたい。しっかりこの1年間頑張ってパリ五輪では金メダルをかけて帰って来られるように頑張りたい」と意気込んだ。

9月の中国・杭州で行われるアジア大会に向けては「世界選手権で銅メダルだったので、1位2位に食い込んでいけるようにアジア大会も頑張りたい」と気合が入る。

■野田紗月(のだ・さつき)
福岡県北九州市出身。高校生からアーチェリーを始め、近畿大学に進学。今年大学を卒業し、ミキハウスに入社。2022年にアーチェリー全日本選手権で初優勝。