踊りが楽しくてたまらないと熱心にダンスに取り組む『ホープ&ドリームス』のメンバーたちですが、1曲が踊れるようなるまでに健常者の何十倍の練習が必要です。
自閉症の人たちの場合は、チーム結成当初には他の人と手をつなぐことにも苦労したそうです。

ところが、練習を重ねていくことでそれぞれが課題を克服し、今ではお互いをサポートしあう姿も見られるようになりました。
こうした練習への参加には、保護者のサポートが欠かせません。
【メンバーの保護者 岩浪知子さん】
「本当に楽しんでダンスしています。何も踊れないところから始まって、なんとかみんなで1曲をカタチにしようと目標を持って取り組んできたのが、大きな達成感につながると思う」

【永遠さんの母 佐々木幹さん】
「周りの助けがないと暮らしていけないが、親は先に亡くなってしまうので、友達や仲間がいるこうした“つながり”が大切。本当にありがたい環境にいる」

さていよいよ、オリジナル楽曲のダンスのお披露目まであと少しです。
【佐々木永遠さん】
「これから直していくところも有るので、しっかり家で練習して覚えていきたい」