自閉症やダウン症の人や知的障害などがある人たちが、“心を1つ”にしてダンスに打ち込んでいます。
4年ぶりの本格開催となった『新潟まつり』の会場で、半年にわたって練習してきた踊りを披露しました。
本番を3日後に控えた8月2日。
新潟市東区の公民館で、ダンスの最終指導が行われていました。

曲に合わせて楽しそうにダンスをする人たちは、『ホープ&ドリームス(H&D)』のメンバーたち。19歳から34歳までの、ダウン症や自閉症の人、知的障害などがある人たち17人でつくるダンスチームです。
毎週1回全員が、日中の仕事や福祉事業所の作業を終えたあとに、ダンス練習に参加しています。

2016年に結成された『H&D』は、障害者にスポーツをする場を提供する国際的組織である『スペシャルオリンピックス日本・新潟』のダンスチームで、生まれつきの知的障害を持つ佐々木永遠(とわ)さんは、結成当時から活動を続けています。