幼いころに見たイルカショーに感動『本当に会話しているように見えた』

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 エサやりなどを終えるとクジラ浜に向かいます。お客さんの前で泳ぐのは、イベント歴8年目のハナゴンドウという種類のベテラン・サツキ(推定14歳)と、今年デビューしたばかりのスミレ(推定4歳)の2頭です。

 デビュー前の玉澤さんは、イベントが始まると先輩が誘導する様子をじっと見つめ、時にはその姿を撮影します。

 (玉澤英怜奈さん)
 「人の間を縫いながら動物もちゃんとついてきて誘導していて、すごい」
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 玉澤さんは東京都出身。現在は親元を離れて太地町の寮で生活しています。幼いころに水族館で見たイルカショーに感動してトレーナーを目指しました。

 (玉澤英怜奈さん)
 「(動物とトレーナーが)本当に会話しているように小さいころに見えて、すごくかっこいいなと思って。それを通してイルカが住んでいる海とか環境とかにも興味を持っていって。私が見て思ったようなことをみんなに伝えていけたらなと思います」