「教えてあげたい!昔の自分に」

シーズン4回目の登板となった5月2日ロッテ戦、試合は西武時代からバッテリーを組む炭谷銀仁朗が2打点の活躍をみせれば、岸もシーズンに入って最長となる8イニングを投げ切り1失点と好投。最終回を守護神・松井裕樹投手がきっちりと抑え、王手をかけてから実に233日目、史上51人目となる150勝を手に入れました。

お立ち台での岸投手:
「選手みんな、すごくプレッシャーかけてしまったなという思いもあって、何とか早く達成したいという気持ちもあったんですけど、何とかやっと達成できてほっとしています」

記念の勝利を、地元で仙台でつかんだことへの思いは…。

岸孝之投手:
「やっぱりこの生まれ育った仙台で野球をやって、しかも両親も…両親じゃないか、母親は見に来ていたと思おうんですけど、その両親の前で地元で、というのはすごく良かったなと思います。(Q お母さんから連絡は?)連絡は来ましたよ…。(内容は)覚えていないですよ。(中身を)聞こうとしましたね。覚えてないです」

試合直後の囲み取材では、150勝達成を教えてあげたい人がいると話します。

試合後の岸孝之投手:
「そうですね。まさか自分がここまで、こんなに勝てるとは思っていなかったので教えてあげたい!昔の自分に。(Q 昔の自分とはいつの自分?)えーーー高校じゃないですか?(Q それはなぜ?)え?ここで?テレビの前で?(笑)ちょっと…はい」

150勝達成を教えてあげたいという、高校生の岸投手は名取北高のエースでした。
後編では、150勝達成を教えたいという高校生時代の岸投手について聞きます。

「友達のおかげで今の自分がある」楽天・岸孝之投手が150勝達成を伝えたい“高校時代の自分”とは(後編)はこちら

【tbcテレビ ヒーローインタビューより】