来年秋に廃止される予定の健康保険証に代わって発行されるのが「資格確認書」。いったいどんなものなのか、そして「マイナ保険証」のメリットを調べてみました。
健康保険証とそっくり!? マイナ保険証の代わりになる「資格確認書」
熊崎風斗キャスター:
2024年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一本化する流れになりました。現在、病院やクリニックでのマイナ保険証の利用状況はいかがでしょうか。
産婦人科医 宋美玄さん:
専用の機械を導入するための補助金が出ているので、マイナ保険証を扱うクリニックは増えています。しかし、うまく承認されなかったりするなど時間がかかるため、保険証とマイナンバーカードの両方を提出させているクリニックが多いかなとは思います。

熊崎キャスター:
マイナ保険証をまだ持っていない方も多いと思います。2024年の秋以降、マイナ保険証を持っていない人は全員に「資格確認書」が申請不要で送付されます。

「資格確認書」は▼健康保険証と同じ機能 ▼紙・プラスチックのカード型 ▼顔写真は入らない ▼有効期間 最長5年になる予定で、現行の健康保険証と同じだと見られています。そうであれば今のままでよいのではないでしょうか。街の方に聞いてみました。

30代女性「また手間が増えるなって思います」
女子高校生「わざわざ作り直したり登録し直す必要性が感じない。いま保険証持っているんだったら、そのままそれは使って、そこに充てる分のお金って他に使えるかなって思っちゃいますね」
20代女性「無駄な税金つかってほしくないなと思います。わたしたちにメリット何があるのかなって」