日本海などで操業する中型イカ釣り船団の拠点となっている石川県能登町にある小木港で4日、今シーズン初となる水揚げが行われました。しかし、漁獲量は去年を大きく下回り、関係者の苦悩が続いています。
能登町小木港では、一時帰港した中型イカ釣り船4隻が、早朝から水揚げ作業を行いました。

初水揚げとなった4日の漁獲量は約34トンに留まり、去年の3分の1程度と過去最低となりました。


石川県漁協小木支所 坂東博一参事
「船によって多少ムラはあるんですけど、昨年だと1隻30トンから50トン。今年は5トンから15トン。8月初旬の段階でこれだけ少ない漁獲量というのは過去に記憶がありません。」