沖縄に大きな被害をもたらしている台風6号…。来週は、西日本を直撃するおそれが出てきています。

気象庁は、西日本から東日本にかけての広いエリアで交通機関が乱れるなどの影響が出る可能性があるとして注意を呼びかけました。

気象庁・国交省の呼びかけ(気象庁本庁)
気象庁大気海洋部天気相談所 池田徹 所長:

「台風6号はこのあと、東に進んだ後、ゆっくり北へ向きへ変えて進んでいく見込みとなっています。今回の台風の特徴は、動きが非常に遅いこと・強い勢力を保ったまま接近することが挙げられます。

九州北部・西日本から東日本の太平洋側では、6日から9日ごろにかけて、雷を伴った大雨となる恐れがあります。東日本や西日本の各地でも、台風の影響が出てくると思われます。

夏休みの移動が多い時期に入っていますので、移動のスケジュールには余裕を持って組んでいただくとともに、交通機関等の影響が出ることが考えられるので、必要に応じて、柔軟な計画変更などを検討いただきたいと思います」