困ったことがあった時、それを解決する道具を自分で作れたらいいなと思うことはありますか?
山梨県甲府市の男性が開発した小型のコンピューターがそれを実現してくれるかもしれません。

自動でランプが点灯し、本をしまうよう促す装置や、不審者が近づいたらアラームが鳴る機械。それに、ご飯の自動ふりかけ器。
いずれも子どもたちのアイデアで開発された道具です。
基となったのはこちら。手のひらサイズのキーホルダー。
実は小型のコンピューターで”スクール(School)”と”マイセルフ(Myself)”を組み合わせ、「スクーミー(SchooMy)」といいます。

様々なパーツを取り付けてプログラムを入力すると、身の回りの困りごとを解決する便利な道具に生まれ変わります。
いわばプログラミングの仕組みを楽しく簡単に理解して活用するツールです。
開発を手掛けたのは甲府市の塩島諒輔さん(29)です。

スクーミー開発者 塩島諒輔さん:
例えば、学校の休み時間に学校の先生の課題を解決しようって子供達が話し合ってより早く物を作ることができるところを目指して作ったもの。