日本テニス協会は9月に開幕するアジア大会中国・杭州のテニス代表男女各4人を7月28日に発表した。ATP世界ランキングで初のトップ100入りを果たした綿貫陽介(25、フリー)が2大会連続出場。競技は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目(男女の団体は実施せず)が9月24日~30日まで開催される。

テニスは第3回大会の東京大会(1958年)から実施(1970年バンコク大会では実施せず)されている。前回のジャカルタ大会(2019年)は男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスで銅メダルを計4個を獲得した。

男女シングルス優勝者には、2024年パリ五輪の出場権(ITF枠)が与えられる。
日本勢はこれまで男子シングルスで石黒修(1966年バンコク)、坂井利郎(74年テヘラン)、西岡良仁(2014年仁川)ら3人、女子シングルスで加茂幸子(1958年東京)、福井昭子(62年ジャカルタ)、井上悦子(82年ニューデリー)、雉子牟田明子(90年北京)、伊達公子(94年広島)ら5人が優勝している。


【男子】
綿貫陽介(25、フリー)男子シングルス
望月慎太郎(20、IMG Academy)男子シングルス
羽澤慎治(24、JCR ファーマ)男子ダブルス/ミックスダブルス
上杉海斗(28、江崎グリコ)男子ダブルス/ミックスダブルス

監督:高田充(53、公益財団法人日本テニス協会)

【女子】
加治遥(28、島津製作所)女子シングルス
岡村恭香(27、橋本総業ホールディングス)女子シングルス
小堀桃子(24、橋本総業ホールディングス)女子ダブルス/ミックスダブルス
清水綾乃(25、Club MASA)女子ダブルス/ミックスダブルス

監督:吉川真司(45、公益財団法人日本テニス協会)