自民党議員らによるフランスへの研修が物議を醸しています。エッフェル塔の前で撮影された写真には、松川るい参議院議員など自民党女性局メンバー38人の姿が。SNS上では「観光旅行にしか見えない」などと批判の声があがっています。
「観光旅行にしか…」 フランス視察の自民議員に批判

フランス・パリの名所、エッフェル塔をバックにポーズをとる3人の写真。中央に写るのは、自民党の松川るい参院議員です。
7月24日から28日まで松川議員や今井絵理子参院議員など、国会議員4人と地方議員ら自民党の女性局のメンバー合わせて38人がフランス研修を行いました。
SNSには、チーズがたっぷりのクロックムッシュやフルーツの写真なども投稿されました。

記者
「パリの目抜き通り・シャンゼリゼ通り沿いにあるビストロです。パリ観光の中心地ということもあって、外国からの観光客がよく利用しています」
この店で自民党女性局のメンバーが食事を取ったとみられています。こうした写真がSNSにアップされると…

「観光旅行にしか見えない、悲しいです」
「物価上昇で国民が苦しんでいる最中、優雅にご旅行ですか?」
街の人も…

男性
「仲良い人たちで旅行に行って楽しいねみたいな感じで、研修には見えない。見ていて気持ちよくはない」
男性
「政治家として活動していると思うけど、これだけ見るとただの旅行、お遊びにしか見えない」
女性
「何を見せようとしているのか、何を大衆にアピールしようとしているのか何も伝わってこない。もっともっと大事なことがあるんじゃないかなって。あなたたちがやるべきことって何なんでしょう。大事なメッセージを届けてくれるような写真には見えない」