北海道インターハイ、宮崎県内の高校生アスリートが全国の強豪相手に熱戦を繰り広げています。
現地から、スポーツ担当・大田愛理リポーターの報告です。

(大田愛理リポーター)
「北の大地、北海道にやってきました!宮崎よりちょっとだけ涼しい北海道から県勢の活躍、熱くお伝えします!」

ホッケー女子 高鍋の初戦は

まずは、30日、札幌市で行われたホッケー女子。高鍋が初戦突破を目指し、2回戦で全国屈指の強豪、岐阜各務野(ぎふかかみの)と対戦しました。

実は去年の栃木国体でも対戦した両者。
前回、5対0で敗れた高鍋にとってリベンジ戦でもあります。

試合は序盤、岐阜各務野に押し込まれる展開が続きます。

しかし、高鍋はGKの市川を中心に堅い守備で得点を与えません。

前半を0対0で折り返すと、迎えた第3クオーター、高鍋は一瞬の隙をつかれ、先制を許してしまいます。

さらに、この日3つ目のペナルティコーナーを獲得した岐阜各務野が追加点でリードを広げます。

反撃したい高鍋は積極的に前線へボールを運びますが、思うような試合を展開できず、試合終了。高鍋は0対2で岐阜各務野に敗れ、初戦突破はなりませんでした。

高鍋は、勝利こそならなかったものの、去年よりも一段と成長した姿を見せました。

(高鍋 中村幸愛主将・3年)
「去年は5点をとられたが今年は2点で抑えられて、ディフェンスが堅くなった。チャンスでどう決めきるかをこれから強化していきたい」

レスリング個人戦125キロ級 宮崎工業 岩澤泰紀選手は

続いて、30日のレスリング個人戦。
125キロ級に宮崎工業の岩澤泰紀が登場しました。

岩澤は、おととし、2つ年上の兄が成しえなかったベスト4進出をかけて、準々決勝に挑みます。

試合は序盤から相手の足技などで体勢を崩され、失点。
なんとか技を決めたい岩澤でしたが、テクニカルフォール負けで、ベスト4進出はなりませんでした。

(宮崎工 岩澤泰紀選手・3年)
「今大会は兄を超えたいと思って5位以上を目指していたが、兄と同じ結果に終わってとても悔しい。上半身の力がやっぱり足りないからそこをしっかり強化していきたい」

31日 そのほかの競技の結果

ボクシング3回戦進出
ライトフライ級 波多野 陽、フライ級 図師 安蓮、バンタム級 林 賢新、ライトウェルター級 吉住 将丈(いずれも日章学園、敬称略)

ボート
男子舵手つきクォドルブル準決勝1組 5位 妻
女子シングルスカル準決勝1組 4位 本部七海(高鍋)