大型で強い台風の影響で台湾では1人が死亡。また、全土で21万戸が停電し復旧作業が続いています。

台風5号は現在、中国大陸に上陸し、北上を続けています。

現地メディアや中央気象局によりますと、台湾では26日夜から27日にかけて強い風や雨となり、東部の花蓮県では26日、57歳の女性が増水した川に流されて死亡しました。女性は川から生活用水を自宅に引いていましたが水が出なくなり確認のため川に向かっていたということです。

また台湾全土で大規模な停電が発生、28日の朝までに21万戸を超える停電が確認されています。24時間の雨量が476.5ミリに達した南部の高雄市では強風で倒木が相次ぎ4万戸以上が停電したままで、復旧作業が続けられています。