なぜUFO? 米政権狙いは・・・

【2】国家情報長官室
2021年6月にUFOに関する報告書を取りまとめています。UFOの目撃情報が、2004年から2021年で144件ありました。これを1件1件詳しく見ていきました。

・しぼんだ気球 1件
・説明不可能 143件

説明不可能の143件がUFOの可能性があるということです。バイデン大統領は、2021年の12月に署名をした国防権限法の改正をしました。これは国防総省のUFO調査に関して

・1年に1回、報告書を取りまとめる
・年に2回、議会に報告することを義務化

バイデン大統領が、実際に取り決めで関わっているということです。

なぜアメリカ側は、ここまで力を入れるのでしょうか。
上智大学の前嶋和弘さんに聞きました。情報公開の理由を2つ指摘されています。

〈1〉安全保障
2023年の2月に中国の偵察気球の領空への侵入が相次ぎました。対中国・対ロシアを考えて、安全保障面をしっかりしておかないといけない

〈2〉政府の透明性
アメリカの超党派の下院議員が「政府はUFOの情報を隠蔽している!」と訴えるということです。2016年の大統領選でヒラリー・クリントン氏が公約に“UFOの情報公開”を上げるぐらいアメリカでは、UFOは大きなことだということです。

【3】日本
〈1〉享和3年(1803年)
常陸国(茨城県神栖市)に見たことのない“舟”が漂着しました。舟の中にいた女性と約5.5mのものが舟ということです。形がUFOみたいです。どの国の文字にも該当しなかったです。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
曲亭馬琴という各地の変わった話を集める兎園会で出てきた話らしいですけど、乗っていた女性も肌の色が、白かったりとか、髪の毛が赤髪だったりと言われてます。

〈2〉甲府事件(1975年2月23日)
甲府市のブドウ畑にUFOが着陸し、当時世界中で話題になりましたが、情報が

・大きい頭
・3本のキバ
・身長130センチ
・しわしわでひょろっとしてる

目撃した男性は、当時8歳だったのですが「肩を叩かれた」と話しています。その時点でほぼ記憶がなくなったということです。

今村翔吾さん:
いてもおかしくないですよね。宇宙は広くて、ただ生物同士が巡り合えるのかなという確率は、相当低そうな気がします。

ホランキャスター:
来られるのであれば、なんで姿を現さないのだろうと。何でそこで気を遣っているのだろうなというところもありませんか。

今村翔吾さん:
向こう的には、姿を表している感覚なのかもしれない。僕らが虫ぐらいに見えてて、向こうの技術が高すぎて「こいつら見えてないやん」みたいなことかもしれませんね。

井上貴博キャスター:
宇宙のことはわからないことの方が多いじゃないですか。そう考えると、宇宙人がいないと考える方が無理があるのかなと思いますね。