全世界のリーダーが参加するいわゆる“ダボス会議”の、平和問題に特化した若者版国際会議の開催が、長崎市で計画されていることが27日の“長崎サミット”で明らかになりました。

“長崎サミット”は、長崎の産・官・学7団体のトップが集まり、地域経済活性化について議論します。

27日の会合では、次世代リーダーを育成する「ヤング ダボス会議」と呼ばれる“ONE YOUNG WORLD”の平和問題に関する会議を、長崎市で開催する計画があることが発表されました。

早ければ、来年5月から毎年4日間開催される予定で、全世界からおよそ300人の若者が参加すると見られています。

長崎商工会議所 森 拓二郎 会頭:
「(開催することで)若者の長崎への“シビックプライド”を醸成されると考えますし、国際都市としてのブランドをランクアップするイベントにもなる」

長崎大学4年 村上 文音さん(去年本大会に参加)
「(参加しての)最も大きな財産は“人との出会い”だと私は思っています」

また、長崎大学の河野 茂学長が、長崎市片淵にある経済学部を文教キャンパスへ統合し、片淵の敷地については売却を検討していると明らかにしました。