夏休みに入り、小学生は自由研究をどうしようと考えを巡らせる時期ではないでしょうか。

私は子どものころから手芸が好きだったので、刺繍をしてクッションを作ってみたり、小さなビーズでたくさんの動物や生き物のモチーフを作り、粘土と合わせて動物園・水族館風の小さなオブジェのようなものを作ったりしたことがありました。

宿題というよりも、ものづくりが好きという気持ちを開放し遊んでいたような時間でした。苦手だったものは読書感想文と絵日記で、いつも後回しでした…。

憧れたお天気キャスター 日常に寄り添える人に

私が、天気の仕事を漠然と意識しはじめたのが、まさにその小学生のときでした。朝の天気予報を見ることが大好きで、通学前には天気と星座占いを必ずチェックするというルーティン。

当時は、小さい体でも大きな傘をさすことが好きだったので、学校へ行く前には都度、傘がいるかどうかの確認が最重要事項でした。

テレビに出ているお天気を教えてくれるキャスターのことがどんどん好きになり、憧れの気持ちを抱き、「いつか私もあんな風になりたい。誰かの日常に寄り添える人になりたい。」という思いが芽生えていたのです。