「マイナ保険証」と従来の健康保険証で医療費の負担割合が食い違うトラブルが、千葉県内の56の医療機関で確認されたことが医師らで作る団体の調査により明らかになりました。

「マイナ保険証」をめぐっては先月、千葉市のクリニックで患者が窓口で払う医療費の自己負担割合が間違って表示されるトラブルがあり、千葉市によりますと、原因は市職員の入力ミスだったことがわかっています。

きょう会見を行った医師らで作る団体は、千葉県内の56の医療機関で「マイナ保険証」と従来の健康保険証で自己負担の割合が食い違うケースが確認されたと明らかにしました。

団体は他の都道府県でも同様のトラブルが発生しているとして、厚生労働省に対して原因の究明と再発防止を求めました。