室内機のフィルター掃除と室外機周辺の整理整頓!

熱い空気は部屋の上へと向かう性質があります。エアコンも部屋の上部についていることが多いため、部屋の上部が暑いままだと、エアコンのセンサーが「まだまだ暑い」と感じてしまい頑張って冷風を送ろうするそうです。風向きは上向きにした方が早く室温も下がり節電効果が見込めるということです。

エアコンの節電で重要なことを、ダイキンの重政さんはこのように語ります。

ダイキン工業広報 重政周之さん:
「室内機のフィルター掃除、室外機周辺の整理整頓、これをぜひお願いしたい。室外機の中に入っている『エアコンの心臓』とも呼べるような圧縮機という部品にできるだけ負荷をかけないような工夫が重要。エアコンが動くための消費電力のうちおよそ8割を使っている部品。(整理整頓が)圧縮機の負荷を減らして消費電力の低下につながっていく」

ダイキンでは、心臓である「圧縮機」に負荷をかけないためにもフィルターの掃除を行ってほしいとしています。

フィルターの交換を3年行わないでいると消費電力量がおよそ1.5倍に上がるということです。フィルターはいわば「エアコンの肺」のようなものですのでこまめに掃除をしてほしいと話していました。