高気圧や台風の影響で連日の猛暑予想…夜間も熱中症に注意

小川彩佳キャスター:
久々の花火大会で皆さん笑顔でしたけれども、各地で危険な暑さが続いていますよね。國本さん、この尋常ではない猛烈な暑さはいつまで続くのか?

國本未華 気象予報士:
まだ始まったばかりという状態です。

小川キャスター:
まだ入口ですか。

國本 気象予報士:
そうなんです。25日も本当に暑かったですけれども、お伝えしていたように、伊勢崎では39.5度まで上がっていきました。

25日には、気象庁から「高温に関する全般気象情報」という情報が発表されました。全体として8月1日ごろにかけて、極めて気温が高い状態が続くという呼びかけです。

ただでさえ暑いこの時期に、さらに警戒を呼びかけるものとなっていますので、とにかく熱中症などの健康管理にはお気をつけください。

具体的に26日、27日と、どのような地域で気温が上がるのか。26日は関東周辺や東海地方、九州、それに北海道も帯広周辺でフェーン現象の影響により気温がぐんと上がります。

これが26日、さらに27日とほとんど変わらないような状況で、暑さがまだ長引きそうです。特に関東内陸や東海は、40度近い暑さも予想されています。

小川キャスター:
なぜ、これほどまでの暑さが続くのでしょうか?

國本 気象予報士:
高気圧が強いということはあるんですけれども、それに加えて今は台風5号が発生していて、周辺の暖かい空気が上昇し、ちょうど本州付近に降りてくるのです。上空から熱い空気がどんどん本州付近に降りてくるので、高気圧が強まる一方という状況になっています。

実は、さらに南に別の低気圧もあり、これもまた台風のように、日本付近の高気圧を強める働きをしてしまいます。

少なくともおそらく10日間ぐらいは、このような猛暑が続きそうです。26日、27日、それ以降もずっと高気圧が覆う状態が続くんですけれども、平年より範囲も広いですし、強さも強いという状況です。息苦しいような暑さが連日予想されています。

小川キャスター:
夜間も熱中症に気をつけていただきたいですね。寝る前、そして夜中起きた時には水分補給。私は枕元に水筒を置いています。そしてエアコンはつけっぱなしで寝てください。湿度を保ったうえで、ということになります。

宮田さん、本当に暑い日が続きますけれども、今年もということになるのでしょうか?

宮田裕章 データサイエンティスト:
そうですね。私自身も花火の服を着て、夏のポジティブな面にちょっと注目しているのですが、ただ気持ちでは乗り切れないので、やはり暑さのリスクを理解して行動していくことが必要です。

これは専門用語で「気候変動適応」といいます。もちろんCO2を減らしていく、緩和するということが王道ですが、この影響が出るのは数十年先なので、やはり我々がどう気をつけるかということです。

たとえば子どもたちであれば、地面の照り返しの影響を受けてより暑く感じますので、子どもたちの感じる気温を可視化していく。あるいは高齢の方だと温度変化を感じにくくなるので、もっとリスクを注意しなくてはいけません。

今後はデータなどを使って、1人1人の体調の変化や、外を行動するパターンに合わせて、我々がより気をつけていくということが必要なのかなと思います。

小川キャスター:
そして行動の形、生活の形も変えていかなければいけないということになりますね。