「石が見えていて浅い」と思っても危険 水の屈折に注意

南波キャスター:
特に透明度の高い川だと、浅く見えるから「危険ではない」「石が見えてて浅いかな」と思っても、水の屈折で浅く見えていて、実際は3割程度深いということです。

水難学会の斎藤会長は「深さを確かめずに川に入ると、足がつかず溺れてしまう恐れもある」と指摘しています。

川底が砂利の場合、斜面が崩れて戻れなくなったり垂直姿勢で体が沈むと、服も着てますし流れもあるので泳ぎの姿勢をとるのは困難だということです。

実際に福岡で女の子が3人亡くなった事故でも、最初は支流(深い所でも40センチ程度)で遊んでいたとみられていますが、本流と合流してからは、急激に深くなる場所もあって、3メートルくらいになる場所もあるということです。さらに足場も崩れやすく、踏ん張りがきかない川底になっているということです。