
250種類以上という全国1位の魚種を誇る長崎県で、今、大学生の “魚愛(さかなあい)” が盛り上がりをみせています。

5年前に創設された長崎大学公認サークル『魚料理研究会』
月に1回ほど、長崎の”旬の魚”を料理して、美味しい食べ方を研究しています。

長崎大学『魚料理研究会』坂下 弥咲 会長:
「今日は “カマス” (料理を)やりたいと思います。“カマス”は今が旬で、長崎ではめちゃくちゃ獲れます。
こういう形にする(フライ用に魚を開く)のって、捌く中でも難しいと思ったので、これをやろう」
会長の坂下 弥咲さんは、水産学部の3年生で神奈川県出身です。

長崎大学『魚料理研究会』坂下 弥咲 会長:
「自分がこのサークル知ったのは “SNS”がきっかけで、大学入る前から、このサークルに入る(と決めていた)」

子どもの頃から釣り好きだった坂下さん。
長崎に来て“魚の質”に驚いたそうです。
長崎大学『魚料理研究会』坂下 弥咲 会長:
「日頃、スーパーで買えたり、食べるようなお刺身パックが、本当に美味しいのが長崎の魚のすごい所」
入部前は「触ったことも無かった」

周りも魚好きな水産学部の学生かと思いきや…

Q.「学部はみんな何学部?」
女子学生:「薬学部」「経済学部」「医学部です」
女子学生(薬学部2年):
「(入部のきっかけは)偶然見かけて、面白そうだなと」
Q.「大学に入るまで魚を捌いたことは?」
女子学生(薬学部2年)
:「ないです。生の魚を触ったのも、ほとんど初めてって感じですね」
Q.「何が楽しい?」
女子学生:「食べるのが一番楽しい」

男子学生(経済学部1年):
「釣りが好きで、今までは友達とかがいなかったから(一人で)魚を捌いていた。(今は)輪ができて楽しいです」