盛岡のソウルフードで学生生活を応援です。岩手大学は24日、物価高に苦しむ学生の食生活を支援しようと構内の売店で販売する福田パンを「100円」で販売する取り組みを始めました。

岩手大学は、コロナ禍でアルバイトなどができずに苦しむ学生に対し、3年前から朝食や夕食を100円から200円で提供する支援に取り組んできました。
そして24日からは物価高を受けた新しい支援として、「福田パン」を構内3か所の売店で普段の販売価格の半額に近い税込み100円で販売しています。

個数は通常の4倍となるおよそ400個用意し、種類も10種類以上に増やしました。
24日は午前11時半ごろに販売が始まると、SNSなどで情報を聞いた学生が次々と買いに訪れました。

(学生)
「テストのあとで甘いものが欲しかったので、これにしました。(安いのは)とってもありがたいです」
「けっこう助かると思います。普通に物価も高いし車も持ってるのでガソリン代も高いし、日々、割ときついので、そのなかで安くしてくれるのは助かっています」

「福田パン」の値引き販売はテスト期間である7月28日までの期間限定で、岩手大学の学生が対象です。岩手大学は今後もこうした支援を継続していきたいとしています。