■湘南美容クリニックPresents「SBCドリームテニスツアー」Tour First Round(22~23日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)
22日に開幕するテニスの国内賞金大会“SBCドリームテニスツアー2023”ファーストラウンド。21日、その組み合わせが決定した。12月に行われるファイナルラウンドは優勝賞金1,000万円という破格のツアー大会が、2年目のシーズンを迎える。
ショートセットという試合方式で、2日間で最大6試合を戦うハードな大会。若手選手のエントリーも多く、ランキング上位選手に対して思わぬ下剋上が起こるかもしれない。
男子シングルス最年少出場、富田悠太(16、ノアテニスアカデミー神戸垂水)は、今大会は「ビッグチャンス!優勝を目指す」と意気込みを語った。対戦を希望する選手を聞くと「ほとんどが初対戦。プロの選手と戦いたい。羽澤(慎治)選手は小学生の頃、ジュニアで勝っていた選手で憧れ」と、ランキング上位の選手たちに真っ向勝負で下剋上を狙っている。「夢はグランドスラム本戦出場。足を使った勢いのあるプレーがあるので、乗ったら止まらない!観客を沸かせる気持ちでずっとやっているので、勝ちたい」と気合が入る。
一方、第1シードの羽澤慎治(24、JCRファーマ)も、「富田君が出場しているので対戦してみたい」と若手ホープを意識。「誰が来ても強い。一球も気が抜けない。ランキングは関係なく、楽しんでチャレンジしていきたい」と大会への抱負を語った。
拮抗した戦いが予想される女子シングルスでは、19歳の伊藤あおい(フリー)が第1シード。伊藤は、昨年セカンドラウンドで準優勝しておりSBCテニスの戦いかたも知っている。高校生プロとして活躍していたが、今年は高校も卒業し、試合づけのプロ1本で充実の日々を送る。「テニスをしてお金を稼ぐのが好き」と、プロ意識全開で賞金獲得に挑む。「戦略的なプレーを見せたい。ブルボンビーンズドームは、あまり勝てていなく苦手だが、克服して頑張りたい」と初優勝への意欲を見せた。
※写真は、左から富田悠太選手、羽澤慎治選手、伊藤あおい選手
【男子シングルス】
■Aグループ
羽澤慎治(24、JCRファーマ)16位
福田勝志(47、LUCENT ATHLETE WORKS)83位
岡村一成(31、ファジアーノ岡山)62位
田口涼太郎(23、Team REC)41位
■Bグループ
片山翔(34、伊予銀行)20位
江原弘泰(32、エキスパートパワーシズオカ)49位
中西聖也(26、チームralosso)67位
菊地裕太(23、トップラン)33位
■Cグループ
松田龍樹(23、フリー)22位
高橋勇人(23、マイシン)82位
富田悠太(16、ノアテニスアカデミー神戸垂水)
河内一真(28、橋本総業ホールディングス)31位
■Dグループ
市川泰誠(22、ノア・インドアステージ)29位
細川泰輝(29、竹内庭球研究所)103位
菊池玄吾(31、エキスパートパワーシズオカ)46位
松田康希(22、イカイ)32位
【女子シングルス】
■Aグループ
伊藤あおい(19、フリー)13位
尾関彩花(24、フリー)70位
新見小晴(20、柳生園テニスクラブ)89位
清水綾乃(25、ClubMASA)24位
■Bグループ
清水映里(25、東通産業株式会社)14位
梶野桃子(21、早稲田大学)72位
板谷里音(24、リコー)76位
牛島里咲(27、マサスポーツシステム)43位
■Cグループ
瀬間詠里花(34、橋本総業ホールディングス)20位
石川こころ(19、姫路大学)123位
中舘夏美(24、フリー)92位
荒川夏帆(25、吉田記念テニス研修センター)46位
■Dグループ
今村咲(21、EMシステムズ)21位
光崎楓奈(22、フリー)48位
廣島莉子(19、日本大学)108位
倉持美穂(25、マサスポーツシステム)26位
※( )の後ろは第25週付のJTAランキング
【試合方法】
予選リーグ/2ショートセット(3-3タイブレーク) ファイナル10Pマッチタイブレーク(ノーアドバンテージ)※1グループ4名、4グループによるラウンドロビン
決勝トーナメント/試合形式は予選リーグと同じ。※各グループ1・2位によるトーナメント