大人から子どもまで大好きな「たこ焼き」。この夏、お祭りでたこ焼きを食べた!という方もいるのではないでしょうか?

私は生まれてから大学卒業までの22年を大阪で過ごし、2021年に就職で名古屋にやってきました。

名古屋に住み、お店で「たこ焼き」を食べてびっくりしたことがあります。それは「たっぷりとキャベツが入っている」ということ。とてもおいしかったのですが、これはお好み焼きなんじゃないかと思いました…(名古屋の方すみません)

関西でも家庭で作るたこ焼きには、キャベツを入れるという方はいらっしゃるかもしれませんが、お店で食べるたこ焼きにキャベツが入っていた記憶はありません。共感してくれる方は多いのではないでしょうか?

そこで、東海3県出身以外の人から見た、名古屋の「たこ焼き」について調べました。

名古屋の老舗たこ焼き店は「そこまで考えたことない…」

まず訪れたのは名古屋市瑞穂区にある、50年以上の老舗店舗「たこやき三丁目」。

(池田有希記者)
「キャベツが入っていますね。私が大阪で食べていた、たこ焼きと違います」

名古屋に来てから抱いていた疑問をさっそくぶつけてみました。

(池田有希記者)
「なんでキャベツを入れるんですか?」

(たこやき三丁目 杉浦総さん)
「昔おじいちゃんがお好み焼き屋さんをやっていて、それと一緒にたこ焼き屋さんもやっていたので、その流れでキャベツを入れるようになったんじゃないか。おじいちゃんが亡くなっちゃって聞けないんですけど…そこまで考えたことない。ウチのたこ焼きはこうなんだみたいな感じ。

1時間かけて買いに来るという常連客に、たこ焼きに「キャベツ」が入っていることについて聞いてみると「たこ焼きの概念でキャベツが入っているイメージがあった」とのことで、入っているのが当たり前という反応。

別の常連客に聞いても「シャキシャキしておいしい」と違和感は感じていない様子。