還暦を迎えてから始まった水車づくり…「やる気さえあれば知恵は出てくる」
山口重雄さん:「大工の時に色々と経験したことがすごくいきている。木の見方や寸法の出し方とか」

大工だった父・弥太郎さんの影響で、小さい頃からモノ作りが好きだったという重雄さん。
大工として生計を立てる傍らで、水車作りを始めました。

山口重雄さん:「自分がやりたいと話したら、ここはこういう風にしてやるんだよと基本的なことだけ聞いて覚えた。やる気さえあれば知恵は出てくる」
水車は元々、水を汲み上げたり、粉を引いたりする実用的な道具として作られました。
時代が変わり、今では鑑賞用としての水車が中心です。
重雄さんの転機となったのが、今からおよそ10年前。
親戚に勧められて立ち上げたこのホームページが、思わぬ出会いを生むことに!