“夜間熱中症” 対策は
寝ている間に熱中症になったのでしょうか?
医師は、日中だけでなく夜間も熱中症のリスクが高いと警鐘を鳴らします。

ファストドクター 上柳圭一 医師
「日中の屋外活動などのダメージが、夜間に遅れて出てきて発症してしまうパターン。もう一つは、熱帯夜など、そもそも暑くて発症してしまうという2つのパターンがあります。全体の4割くらいが、夜間に熱中症の症状が発症している方になります」
連日、夜の時間帯に熱中症の疑いがある患者から、往診の依頼が来ているといいます。
ファストドクター 上柳医師
「2022年に比べて1.5倍ぐらい。多くなってくるのが例年に比べると早いという印象はある」
1人暮らしをしている60代の男性。頭痛やふらつきの症状があるといいます。

男性「(昨日の夜)皮膚の表面が全部熱くなってきて、ずっと一晩中続いた。一睡もできない。きょう起きたら具合が悪い」
医師「夜も涼しくはされていました?」
男性「ずっと家は(エアコン)24時間つけています」
医師「結構、外で活動されていますか?」
男性「いや、全然」
1日中エアコンをつけたままで、ほとんど外出をしていないのにも関わらず、熱中症の症状が出ていました。
男性「(水など飲んでいた?)持病があるから、水分をあんまり取ると下痢になっちゃうから、水を控えていたら熱中症になっちゃった」
長時間にわたり、適切な量の水分を摂取できていなかったため、点滴処置を行いました。
中には熱中症だと気づかずに連絡をしてくる人もいるといいます。
熱中症と診断された4歳の男の子の母親は…

母親「ご飯を食べ終わってから頭が痛いと言い出して、それから少し暑いなとなって、その後ずっと頭が痛いと。熱中症の判断が全然できない。風邪とかだったら気づきやすいんですけど」
上柳医師によると、『夜間に自宅で熱中症になる』ことを想定していない人が多いのも要因のひとつだと話します。

ファストドクター 上柳医師
「夜間の熱中症の怖いところは、症状に気づきにくい。寝ている間に(症状が)進行してしまって、気づいた時には重い症状が出ている方もいる。寝る30分くらい前に、水分補給をしたり、朝起きた時にすぐに摂取できるように、枕元に水分・塩飴などを用意いただくのがいい。何より夜間の空調の使用は継続していただくことが大事」














