もろこし街道の由来となっている、信濃町特産のトウモロコシ。

夏場には、焼きトウモロコシを売る店が並び、毎年長野県の内外から多くの観光客が訪れます。

このもろこし街道に新たな魅力を加えたいと、外谷さんは、コロナ対策で新たな事業を始めるための国の補助金も活用して6000万円以上を投じ、ジェラート店を開いたのです。

「一番人気はやはりトウモロコシが人気ですね」

トウモロコシは、炒めることで香ばしさとカリカリとした食感を引き立たせます。

その味は…

■お客さん
「ツブツブが残っていて初めての味です。美味しいです。なかなか無いので、ここだけの味かな」

材料となるトウモロコシは店の裏の畑で採れたものも使っています。

このほかのフレーバーは11種類。

「ナツハゼ」といったブルーベリーの仲間の珍しい木の実や、ブルーベリーなどを使ったものが人気です。

フレーバーの材料のほとんどを、地元・信濃町産の食材でまかなっているのも、こだわりの一つです。

■外谷豊(とやゆたか)さん
「トウモロコシ以外にも、この辺は寒暖差があるので野菜とかがとっても美味しくなるんです。野菜や果物とかを提供するには、ジェラートが一番向いているなと思って」

地産地消への取り組みは、お客さんにも好評です。

■長野市からのお客さん
「すごい誇らしいです。やっぱり素材の味がしますね。すごく自然な味です」