2024年3月に卒業する高校生向けの合同企業説明会が仙台で開かれました。様々な業界で人手不足が続いていて売り手市場となっています。

仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれた合同企業説明会には、宮城県内に事業所を持つおよそ110の企業が参加しました。2024年3月に卒業を予定していて就職を希望する高校生たちにそれぞれの企業の仕事内容や福利厚生などについて説明しました。宮城労働局によりますと、2022年度末に卒業した就職希望の高校生およそ3000人に対して求人数は1万件以上にのぼり、この傾向は今年も続くと見られていて売り手市場が続いています。

宮城労働局 竹内聡局長:
「各企業の採用意欲の高まりを感じる。人出不足とかいろんなことがあると思う」

参加した高校生:
「楽しく仕事ができて長く続けられる仕事をしたい」
参加した高校生:
「自分に合う仕事を見つけていろんな人に聞いて決めていきたい」

この合同企業説明会は県と仙台市、宮城労働局などが開いたもので2024年3月に卒業する高校生を対象とした企業による選考は今年9月に始まります。