12月1日(月)の週、宮城県内の定点医療機関でインフルエンザと診断された人の数は1医療機関あたり30.27人でした。2週連続で減少したものの、県は依然、感染者が多いとして感染対策を呼びかけています。

県によりますと、12月1日から7日までの1週間に県内55の定点医療機関で、インフルエンザと診断された人は1665人で前の週を1146人下回りました。減少は2週連続です。

1医療機関あたりの平均は30.27人で、保健所別では仙南が43.2人、大崎が38.6人などいずれも減少したものの、全ての保健所管内で警報継続が必要とされる水準を超えています。

また、患者の7割が14歳以下の子どもです。

2025年はインフルエンザの流行が例年に比べて4週から5週早く、直近の2週間は減少傾向にあるものの、県は依然、感染者が多いとして手洗いやマスクの着用室内の換気などを呼びかけています。