これから本格的な海水浴シーズンを迎えますが、長崎県内では今シーズン、海水浴中の事故がすでに2件発生しています。
ライフジャケットや浮き輪などがない時に、海で溺れそうになったらどうすればいいのでしょうか?

もし、溺れそうになった時に慌ててもがいてしまうと、海水を飲んでしまったり、かえって沈みやすくなったりする可能性があります。
このため、海上保安庁が救助を待っている時の対応として呼び掛けているのが「浮いて待て」です。

ポイントは──
・落ち着いて体の力を抜く
・大きく息を吸い空気を肺にためる
・背浮きになって手は水面より下にする
・あごを上げ、手足を大の字にして姿勢を安定させる
…などです。

このほかにも
・お酒を飲んだら泳がない
・子どもから目を離さない
・天候にも注意
…など、マリンレジャーを楽しむ前に、改めて対策を親子で確認してみてください。