青森県と岩手県産のキャベツがこのほど初めて香港に輸出されます。消費拡大とブランド向上が期待される中、高い出荷基準をクリアするための検品作業が行われました。
検品作業が行われたのは、八戸市の八戸中央青果です。17日午前8時から関係者が青森県と岩手県産のキャベツあわせて3200個に葉の腐敗や異物の混入がないかなどを輸出基準に従ってチェックしました。
東北産のキャベツはこれまで集荷力や害虫駆除の課題となり香港への輸出が限られていましたが、八戸中央青果が基準を満たす体制を整えたことから福岡に本社のある商社が仲立し輸出が実現しました。
※八戸中央青果営業開発室 原浩一 室長「いろんな基準がありますので、それをクリアするためには、じっくりと見て、香港の皆さんに安心して食べれるようなキャベツを送ります」
※九州農水産物直販業務部 本田進一郎係長「現物を見させていただくと非常にきれいで品質の高いキャベツをご準備いただいてたので、本当に期待をしています」
検品されたキャベツは7月23日に輸出され、香港で307店舗を展開する大手量販店で販売されるということです。