青森県産が9割とされる2024年産の国産リンゴの年間輸出額は182億円あまりで、過去2番目の高さとなりました。

財務省の貿易統計によりますと、2024産の国産リンゴの年間輸出量は3万200トンで、輸出額は182億円2400万円となりました。

輸出額は2022年産の205億8600万円に次ぎ、統計が残る1988年産以降過去2番目の高さとなりました。

青森県はこの要因について、県産リンゴは去年の収穫量が少なく高値で推移した中で、適切な品質管理と厳選出荷によって高品質なリンゴが確保できたことなどを挙げています。

さらに県は、量・金額ともに8割近くを占めている台湾への輸出を維持させながら、東南アジアなどへの販路拡大を目指しています。