学習指導要領の改訂で、学校の英語教育は大きく様変わりしています。とりわけ小学校では5年生から教科として英語が導入されて3年がたちました。こうした中、早いうちから英語を学び始める動きが加速しています。

大分市にある「いもと英会話スクール」。現在、幼児から大人までおよそ100人が通っています。代表の井本安栄さんは大手英会話学校の勤務や留学経験のキャリアをいかし英語を指導しています。スクールでは英語の4技能を伸ばすこと、コミュニケーション力を育てることを目指しています。小学生が最も多く、習い始めの低年齢化も進んでいるといいます。

いもと英会話スクール・井本安栄代表「英語教育に対する関心は特に小学生の保護者の間でかなり高まっている気がします。『英語が科目になるよ、あゆみに成績として載るよ』って言われると、うちやっていないけどどうしようと焦られる方もいる」

レッスンは50分。例文を使ってペアで会話をしたり教材を使って単語や文章を書いたりする練習をします。

スクールのこども「文章は得意なんだけど発音が難しい。外国人が道に迷ったときに教えられるぐらいになっておきたい」「英語の授業で外国の先生がいるんですけど、みんなが『今何て言った?』というところを聞き取れるようになっていて通訳のような感じ」

保護者「習っているので学校でも楽しくできてるみたい」「今後は英語が必要になってくると思いますので少しでも早いうちから習っておく方が子どものためにいいと思う」

井本安栄代表「楽しく英語に触れたという経験が先に合って、その後に科目としての英語が来るほうが子どもの中で抵抗感を持たずに勉強に取り組めるメリットはあると思います」