13日、大雨の被害の大きかった富山県南砺市に隣接する小矢部市では土砂崩れが確認され、一時、100人以上が一時孤立状態となるなど各地で被害が確認されています。

加賀谷記者:「小矢部市の土砂崩れの現場です。木々や電柱で道が塞がれ、この奥の集落は孤立してしまっています」

富山県小矢部市の宮島地区では、この地区に通じる2本の県道で土砂崩れが発生して、通行ができなくなりました。小矢部市によりますと、この県道の奥には名ケ滝や二ノ滝など5つの集落があり、41世帯101人が孤立状態となりました。

この地区では、あわせて5か所で土砂崩れがありましたが、人や民家への被害はなく、電気や水道は止まっていないということですが。

友人を心配して訪れた人:「友達のうちがあるんです。そこに行きたいんだけど。体都合悪いもんだから、自分の面倒さえも見れんもんだから。家の電話つながらない。どこも通れんが周りも全部だめです。どこからも出入り出来ん。孤立しとるんだわ」

13日午後5時には、土砂の撤去が進み、県道の通行止め解除され、孤立状態は解消されました。