12日から13日にかけ富山県内に甚大な被害をもたらした記録的大雨。浸水被害が多かった高岡市などでは住民たちが後片付けに追われています。

加賀谷悠羽 記者:「高岡市石堤です。谷内川が氾濫し床上浸水の被害に遭った住宅では、朝から後片付けに追われています」

12日から13日にかけて降った大雨の影響で床上浸水の被害にあった住宅では、近くの住民たちも手伝って食器棚などの家具を運び出すなど復旧作業に追われていました。

富山県のまとめでは、13日までに住宅では床上浸水が40世帯、床下浸水が211世帯となっていて、そのうち高岡市が半数以上を占め、住宅の浸水被害は県内で最も多くなっています。
住民インタ:「家財もそうですし、仏壇とかも水に浸かっているので、その辺も処分しなかいけないかなって」
床下浸水18世帯、床下浸水83世帯の被害にあった富山市では…。

床上浸水被害にあった住民:
「ここです。こういう隙間から(水が)ポコッと膨れたように。これも濡れた、なかなか干せない」
富山市大泉の床上浸水被害にあったこちらの住宅では、リビングや仏間にまで水が流れ込み、13日から畳を外して、扇風機などで水気をとる作業に追われています。