国際会議に出席するためインドネシアのジャカルタを訪問しているアメリカのブリンケン国務長官と中国の外交トップ・王毅政治局員が会談しました。

会談は、ブリンケン氏が宿泊しているホテルを王毅氏が訪れる形で行われ、およそ1時間半にわたって行われたものとみられます。

アメリカ側によりますと、会談では「率直で建設的な議論」が行われ、ブリンケン国務長官は台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて強調したということです。また、半導体の輸出規制などについて議論が交わされたものとみられます。

ブリンケン長官は先月、中国を訪問し、習近平国家主席や王毅氏と会談したばかりで、対話を継続することで両国関係の安定化を図る狙いがあるものとみられます。