北朝鮮メディアは、12日に新型のICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」の発射実験を行ったと報じました。
北朝鮮「火星18型」を発射 狙いは・・・?

高柳光希キャスター:
北朝鮮が発射実験に成功したというのは、新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」です。日本の排他的経済水域の外側に落下したということですが、最高高度は約6000km、飛翔時間は過去最高となる74分間でした。
2023年4月にも発射実験に成功していて、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は「技術的な信頼性など再確認した」と伝えています。

これまでのICBM級は液体燃料式を使っていましたが、新型火星18型は、固体燃料式を使っています。液体燃料式は発射までに時間を要していましたが、固体燃料式は即座にミサイルを撃つことが可能になったということです。
明海大学の小谷哲男教授は「今回の発射成功は、アメリカとの戦争を想定している。即座に正確な場所を狙えることを示した」と伝えています。