山口県阿武町の小学生が13日、地元の特産で「幻の和牛」とも言われる無角和牛を道の駅でPRしました。

「値段は高いけど味は裏切りませんよ」
PRしたのは、阿武小学校の5年生19人です。道の駅阿武町で、買い物客に手作りのチラシやパンフレットなどを配って無角和牛の魅力を伝えていました。児童たちは、総合的な学習の授業で無角和牛を学んでいて、PRはその成果を発表しようと自分たちで企画したものです。

名前のとおり角が無く、全国で200頭程度しか飼育されていないことから「幻の和牛」と呼ばれることなどを説明していました。
買い物客
「うれしいですよね、興味持つということは」
児童たちの説明を受けて、さっそく買い求める人の姿もありました。
PRした児童
「買ってくれる人もいましたが、買ってくれない人もいました。でもちゃんとお客さんに僕たちの心が通じていることが分かってうれしいです」
別の児童
「阿武町で有名な無角和牛のよさを知ってもらいたいです」
学校のグラウンドには、体重約400キロの無角和牛が登場です。児童たちは、おそるおそるでしたが触わったり、撮影したりして触れあいました。

児童
「ふわふわ、ふわふわでした、髪みたいだった」
学校では、これからも地域に根ざした取り組みをしたいとしています。














