JR九州のグループ会社の元役員の男による被害総額が5億円を超えるとみられている詐欺事件で、男が「JRと似た印鑑を作って契約書に押した」と供述していることが分かりました。
警察によりますと、JR九州のグループ会社の元役員・徳田哲也容疑者(68)は、「JR九州の役員だけの特別な預金プランがあり、銀行よりも利息が増える」などとうその話をもちかけ、知人からおよそ1650万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は、20人以上から総額5億円を超える被害の相談が寄せられていることから、余罪もあるとみて捜査しています。
数百万円をだまし取られたという女性が、徳田容疑者から受け取った契約書に押された角印からは、「JR」の文字を読み取ることができます。
女性は「印鑑は本物だと思った。こうした書類や名刺の肩書から徳田容疑者を信用し、現金を預けた」といいます。
(被害女性)「『JR』ブランドで名刺までいただいて、そこで信じてしまって。JRの契約申込書を書いたので、まさか嘘だと思ってもみなかった」
徳田容疑者は警察の取り調べに対して「JRと似た印鑑を作って契約書に押した」と供述しているということです。県警は、有印私文書偽造の疑いもあるとみて、さらに捜査しています。
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