■第25回アジア陸上競技選手権大会 2日目(日本時間13日、タイ・バンコク)

男子ハンマー投の決勝で、日本選手権優勝の福田翔大(22、日大院)が日本勢12年振りとなるメダルを獲得した。福田は2投目に71m80を投げ、日本選手権で出した日本歴代7位・71m79の自己ベストを1cm更新し、銅メダル。日本勢としては2011年兵庫・神戸大会以来となる表彰台となった。日本選手権2位の柏村亮太(31、ヤマダホールディングス)は4投目に71m24を投げ4位に入賞した。

女子100mハードル予選には前日本記録保持者の青木益未(29、七十七銀行)と日本選手権女王の寺田明日香(33、ジャパンクリエイト)が出場。スタートから先頭に立った1組の青木は4台目以降でインドの選手にかわされたが13秒12の2着。寺田は2組に登場し、スタートから飛び出すとそのまま1着でゴール、タイムは13秒14で共に同日夜の決勝に進んだ。青木と寺田は、世界陸上ブダペストの出場権を得ておらず、参加標準記録12秒78を突破すれば代表に近づく。

男子110mハードル予選には世界陸上ブダペスト代表の高山峻野(28、ゼンリン)、横地大雅(22、TeamSSP)が出場。1組を走った高山は13秒70で1着、横地は13秒63で2組2着。そろって同日夜に行われる準決勝進出を決めた。