■第25回アジア陸上競技選手権大会 1日目(日本時間12日、タイ・バンコク)

アジア陸上競技選手権大会が4年ぶりにバンコクで開幕。女子4x100mリレーは日本が43秒95で2015年中国・武漢大会以来となる銀メダルを獲得した。

決勝は1走・蔵重みう(19、甲南大)、2走・君嶋愛梨沙(27、土木管理総合)、3走・鶴田玲美(26、南九州ファミリーマート)、4走・御家瀬緑(22、住友電工)の布陣で挑んだ日本。予選の青野朱李(23、NDソフト)に代え2走に君嶋を起用した。

6レーンの日本は、1走の蔵重が落ち着いてスタートを切り、レースを進めた。2走・君嶋にスムーズにバトンが渡ると、日本選手権100mの女王が一気に加速。周囲との差を縮め、3走・鶴田にバトンをつないだ。中国に前を許したがアンカー御家瀬も粘りを見せ2着。金メダルは43秒35の中国だった。

日本は、2015年に中国・武漢で行われた第21回大会で銀メダルを獲得。第22回、23回は6位で、第24回は新型コロナウイルスの影響で大会が中止となっていた。