地元・山口で異色の二刀流
みそ造りとプロゲーマー。地元・山口で異色の二刀流です。この先も両立できるのか、不安もあります。それでも生活や将来を考えるとこの両立にはメリットを感じています。
木下さん
「両立ができないわけないんですよ、他のプロが両立をやっているわけで、僕にもできるはずなので、それを模索する段階なのかなと思いますね」
プロ引退まで考えていた昨シーズン。父が示してくれた選択肢が心のよりどころになりました。そうして、今、新たな道を切り開いています。

木下酒造・木下慎一郎社長
「戦っている姿も好きなんで、自分が息子の一番のファンじゃないかなって思っているんですけど、本当の勝負のときには神社にお参りに行ったりしています。本人が知ってるかどうかは知らないですけど(笑)」
家業を継ぐ覚悟も
いずれは5代目に。父の跡を継ぐ覚悟もできました。
木下社長
「これからは、酒だけ売るとかみそを売るというより、自分を売っていくようなより強い時代になると思うんですよね。ゲームに関しても酒に関しても、自分でおもしろさを見つけていってほしいと思いますね」
時代の変化とともに生まれた「プロゲーマー」という職業。それをまた「兼業」という手段で、多くの人に認めてもらうことを目標にしています。

木下さん
「山口で自分みたいにプロゲーマーとして活動している方も少ないとは思うので、自分にしかできないことはどんどんやっていきたいなと思いますし、そこに価値があることはすごく嬉しいです」