7月13日に夏の県大会初戦を迎える神戸国際大付。兵庫は報徳学園を筆頭に、センバツに出場した社やプロ注目右腕・坂井陽翔擁する滝川第二など強豪ひしめく全国屈指の激戦区。熾烈な戦いに臨むなかで支えとなる言葉がある。

『今日もチバルヨー!!ピンチなんてなんくるないさ~(今日も頑張るよー!!ピンチなんてなんとかなる)』
高校進学前、中学時代にバッテリーを組んでいたチームメイトが帽子のツバに書いてくれた沖縄方言。「夏の大会もピンチのときには、この言葉を見ながら、ゆっくり自分のペースでいこうと思う」と、沖縄仕込みのおっとりとした雰囲気で話す津嘉山。だが、胸の内は熱き闘志を燃やす。「今はとにかくワクワクしている。兵庫県では圧倒的な力で勝ち進んで“やっぱり夏は国際だな”って言われるような夏にしたい」甲子園切符をかけた3度目の挑戦。なんくるないさーの精神で兵庫の頂点を狙う。
◎津嘉山憲志郎(つかやま・けんしろう)/ 神戸国際大付・2年
沖縄県沖縄市出身 178cm・91kg 右投右打 MAX148キロ
球種:ストレート、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ
好きな食べ物:“お母さんが作る”沖縄そばとゴーヤーチャンプルー
「年末年始の帰省の際に、1年間のご褒美として食べる沖縄そばとゴーヤーチャンプルーが1番おいしい。そのために1年間頑張れます!」
(MBSスポーツ局 上原桐子)














